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手のひらサイズの人型ドール

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ココの身体を1度作ってみて、
もっと しっかりと仕組みを考えたいな と思い、
サイズが1/2の大きさの人型ドールを試作しました。
ココを1体作るよりかは 速く仕上がるはずです。
何体か作っていれば、
いろいろ問題点が出てくると思うので、1つずつ 潰していきます(/・0・)

以前に 顔と手足の原型を型取りしてあったので、
そのパーツと ワイヤー関節を合わせて、組み上げました。
髪の毛の植毛まで終り、座った状態の写真です。

もともと頭部が大きいので 自立は難しそうです。
早々にこれは諦めます。
スタンド込みで素敵な最終仕上がりを目指すことにします。

大きさが小さくなった為、芯材となるワイヤーの太さと肉付けの兼ね合いで
手首、足首の関節は省きました。
このドールの腕や膝の関節の細さが ココの手首、足首のものと同じなので、気にしないことに。


手のひらサイズの人型ドール_e0224096_20351420.jpg




















横顔はこんな感じ。
顔の原型が完成したあとに 眼球を作って、その上にまぶたを作ります。
その後 睫毛を植えて、顔の彩色をしました。

黒目部分が小さめで、あごのラインもシュッとしているので、
思っていたより ずいぶんお姉さんっぽい印象になりました。

睫毛が ばっしばし ですね;
もっと短く植えられるように練習が必要です。
粘土はスカルピーフィモを混ぜて使っています。
研磨した後の質感が気に入っています。
上から絵の具を塗ると、この質感が無くなってしまうので、塗装はなるべく最小限にしたいです。
パステルとかを使うと良さそうです。

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肉付けはグルーでしています。ワイヤーの接着にも便利ですし^^
関節用のワイヤーを探っているとき、最初はアルミやステンレスを考えていました。
何回も折り曲げ実験を繰り返していると ポッキリ 折れてしまうことが判明。
"金属疲労”というらしいです。
でも関節は埋め込みたいー、と他の素材を探して行き着いたのか ナイロン製のワイヤーでした。
帽子のブリムなんかに使うものらしいですね。
金属のワイヤーほど強くはありませんが、ある程度のポージング保持はできるようなので、これを使うことにしました。

しかし、またここで問題が。
ナイロンなので熱に弱いのですーorz
オーブン粘土を愛用している私にとって、加熱できないのは 酷!
グルーを乗せる時も、気をつけないとワイヤーが溶けてしまったりするので注意がいります;

なので、頭部や手先、足先だけは事前にオーブン粘土で作り、
関節を組む段階からは
自然乾燥の材料を使うのが鉄則になりつつあります。

次回も この1体目の人型ドールについて書こうと思います。
ここまで読んでくださって、どうもありがとうございます。













by toychestofacones | 2017-06-08 21:27 | 2017年~わーくログ